「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術
- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2009/08/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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目次
プロローグ 検索は、知的生産力を鍛えるか?
私の「知的生産術」の磨き方
まずは、自分の頭の中を検索せよ
コピペしただけの情報に価値はない
タクシーでは足腰は鍛えられない
記憶がなければ何も生まれない
自分をくぐらせる
頭をよくする情報活用法
Step1 選ぶ力をつける5つの手法
1 出会った瞬間に勝負する
情報は「一期一会」
出会いの瞬間に縁をつくる
ピピッときたら、すかさずメモを取る
2 収集にムダなエネルギーをつかわない
キーワードで情報をつかみ取る
磁石の力を利用する
3 「自分」を検索する機能を鍛える
「とくになし」はやめる
自己検索には「スピード」も大事
「検索力」と「収集力」は同時に高まる
縁のない情報はどんどん「捨てる」
4 仕込みに「ひと手間」かける
再生できない情報は、「ないのと同じ」
すぐに思い出せる形で保存する
「フック」をつけて、頭の中にひっかける
「気になること」をたくさんつくる
その日のうちに二人にしゃべる
5 「五感」で感じ取る
直感を鍛える
ニオイを手がかりにひきよせる
身体で感じる体験を増やす
集中できる「構え」を身につける
Step2 本をとことん使う7つの手法
1 読書は錬金術である
書く・話す・考える力をつける
2 本をどんどん読むコツ
とにかく、数をこなす
質量転化の法則
一度に一〇冊、読んでいく
多読と精読を両立させる
3 とにかく、最初はなんでも読む
専門性にとらわれすぎない
芋づる式読書法で幅広く読む
4 二割読んで「完読」と同じ結果を得る
大事なところだけをすくい上げる
「サーチライト読み」を鍛える
「キモ」を見つける
「立ち読み」でサーチ体験を増やす
ためらわず、飛ばし読みする
5 「締め切り設定」で読書力が変わる
買ったその日が最高の読書チャンス
ストップウォッチで時間を設定する
他者の力を借りて読む
6 本は汚して読め
印をつけると記憶力が高まる
解体しながら読むと吸収率が上がる
7 一〇〇%の記憶は必要ない
内容を俯瞰するようにつかみ取る
目次は本の「レジュメ」
拡大コピーする二つのわけ
Step3 記憶を深める5つの手法
1 自分の言葉で再生してみる
意味をつかまえて記憶する
大事なのは共感すること
丸暗記せずに要約する
自分の経験とリンクさせる
2 幅広く、深く見る
複眼的に見る
できるだけ、たくさんの意見に触れる
見えない「真意」をくみ取る
自由にイマジネーションを広げる
好き嫌いの感情も大事
3 もう一つの人生を生きる
データベースに「深み」を与える
駄作も名作も読む
情報とアイデンティティ
尊敬できる脳内スタッフを持つ
4 批判的思考を鍛える
クエスチョンマークをつけられるか
批判と共感を切り換えていく
はじめから否定しない
5 人との出会いを大事にする
いろんな立場からものを見る
会話しながら、ポイントをメモしていく
全人格を感じ取る
Step4 道具を使いこなす5つの手法
1 三つの色分けで情報をつかむ
三色で心のセッティングをする
三つの印、それぞれに意味・目的がある
なぜ、三色なのか
ノック音は脳のギアチェンジ
整理と収納を同時進行で行なう
色のバランスから、自分が見えてくる
2 手帳は三〇分刻みのものを使う
手帳にひらめきを書き込む
一週間を見わたせるか
前年を振り返る
三〇分ごとの刻みがものをいう
締め切りまでの時間を読む
知識やアイディアに日付を入れる
3 スケジュールは三つに分ける
手帳の解像度を飛躍的に高める
青・赤・緑の使い分け
時間にメリハリをつける
4 ファイリング法のひと工夫
個性のあるクリアファイルを選ぶ
同じ傾向の情報をひとまとめにする
5 アウトプット力を高めるノートの取り方
インスピレーションブックとしてのノート
ノート活用・試行錯誤の歴史
一見開きで話がひとつできること
一冊のノートにこまめに書き込む
ダ・ヴィンチ、モーツァルト、アインシュタイン
Step5 編集力をつける3つの手法
1 自分の経験とからみ合わせる
具体的な「結果」を導き出す
自動改札機と流れ落ちていく竹の葉
経験は最高のマイ情報
2 ヒット企画は編集から生み出される
編集力で見つける"コロンブスの卵"
「違和感」を見過ごさない
違和感とずらしの方程式
企画書・提案書は手書きで書く
3 究極の情報源は「人と会う」
ライブのインパクトは最高
憑依するまではまり込む
集める・真似る。そこからの出発