佐々木常夫氏著「部下を定時に帰す仕事術」の読書メモ

2009年9月25日のメモが残ってました。 佐々木常夫氏著「部下を定時に帰す仕事術」の読書メモです。


*部下を定時に帰す仕事術 読書メモ

P26 仕事ができるかできないか 「能力の差」よりも「仕事のやり方」 (=「勝利の方程式」の差)

P27 10箇条 要は「すぐ仕事にとりかかるな。最短距離でゴールにたどりつくために、もっと頭を使え、考え抜け」

P50 2か月分のスケジュールを見る 真に使える時間は30%として見積もるべき

P74 議事録は不十分でもよいから、とにかくその日のうちに書き上げること

P90 残業・休出問題について ーコピーして090726-ノートに貼った

P131 記録はいざという時に役立つ 佐々木社長が、奥様の状態を逐次メモしたことにより、いちいち説明する時間が減った。 海外出張で持っていくリストも事前につくっておくとよい

P160 「今いる会社は、最終の職場ではない」 自分に転職できるだけのスキルがなければ、逃げることすらできない。 「他の会社へ転職しても通用するスキルを磨いておきなさい」

P164 「出世は人間性、能力、努力のバロメータ」 偉くなれるかどうかは、 「全人格的競争の戦いに勝利できるかどうか」

P166 親しかった人、お世話になった人 年賀状、コミュニケーションをとるべき 自分の財産、友情には手入れが必要

P172 東レ経営理念 「安全・防災・倫理はあらゆる経営課題に優先する」

佐々木社長 息子が中一でいじめにあった時 クラスメートの格の子に声をかけクラスメートを集め、自閉症を説いた。 ★このような事はなかなかできるものではないよ。

欲しい書籍 なんとか久美子 「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道

P189 社員は「設備」ではありませんし、目一杯フル稼働させれば成果が生まれるというわけでもない

P197 ★ワークライフバランスの3つのメリット 1[ 社員満足度を高める ] 仕事を定時に終えると、社員は自分の好きなことができる。本を読んだり、映画を見たり、友人を話をしたり、家族とコミュニケーションをとったり.. こうしたことが、社員一人ひとりの「頑張る気持ち」につながる。体調もよくなりいいアイデアも生まれる。その結果、会社にとってもプラスになる。

2 [ 生産性を上げる ] ワーク・ライフ・バランスを実現しようとすれば、社員はおのずから、確実に生産性を上る方法を選ぶ。会社の仕事はチームプレーだから、そういう社員が増えれば、組織全体の生産性向上に繋がる。その結果、企業の競争力が強化される。

3 [ 優秀な人材が集まり、定着する ] 「働きやすい会社」として世に知られることによって、新卒・中途を問わず入社希望がたくさん寄せられる。その結果、優秀な人材を採用することができる。そして、実際 に入社してみて、同僚の満足度の高さや働きやすさを実感することによって、優秀な社員の定着率が向上していく。

P203 育児休暇中の女性の評価を巡り 「その期間の本人の評価を下げるべきか、維持すべきか」 これに対し、佐々木社長は 「通常の会社生活では得られないスキルを身につけられるのだから、逆に評価を上げるべきだと考えている」

P207 ホンダ 福井社長 新入社員に向けた言葉 「入社してホンダウェイを学ぶのもいいだろう。しかし君たちが何かをもってこなければ明日のホンダはない。ホンダを変えることに君たちの価値がある。ホンダのために働くと考えること自体すでにホンダウェイではない。人はなんのために働くかというと会社のためではない。自分のために働くのだ。それはいつの時代でも世界中どこでも共通なことだ」

http://sasakitsuneo.jp/